一般財形貯蓄って本当に良いのか?

運用

会社員が資産運用する一つの方法として、一般財形貯蓄があります。

今回は、その一般財形貯蓄について考え、自分がどうしていこうか考えていきたいと思います。

 

一般財形貯蓄って何?

あまり細かい説明はせず、大きな特徴だけピックアップします。

1.積み立ては給与天引き

一般財形貯蓄は給与やボーナスから天引きして、積み立てられます。

なので、強制的に貯蓄されるシステムとなっています。

なかなか自分で支出をコントロールして、貯蓄ができない人(お金持ってたら、持ってる分だけ使っちゃう人)にとっては良い仕組みかもしれません。

 

2.金利が高い

一般財形貯蓄は1年間引き出すことができないようになっています。

しかし、一般財形貯蓄は大手銀行の普通預金金利より高めに設定されています。

 

3.企業によっては7年毎に給付金があるかも

企業側が7年毎に給付金として、社員に支給制度が取られているところもあります。

企業によってこの制度があったり、なかったりするので、あるところはラッキーです。

 

一般財形貯蓄って本当に良いの?

一般財形貯蓄のメリットとも言うべき、大きな特徴を3つ挙げてみました。

では、この特徴が本当に良いのか考えていきたいと思います。

給与天引きがメリットになるか?

これについては、個人の性格によって、YesとNoが分かれます。

自分でお金のコントロールをできる人であれば、天引きにメリットは感じないでしょうし、強制的に貯蓄してくれないと自分では貯蓄無理!って人にとってはメリットでしょう。

 

金利が高いことがメリットになるか?

現時点では、『No』でしょう。

金利が高いと言っても、大手銀行の普通預金よりも少し高いぐらいです。

ほんの少しです。

もしかすると、ネット銀行の預金の方が金利としては高い可能性があります。

例を出すと、SBIネット銀行の円仕組預金「円プレーオフ」の方が金利は良いはずです。

預入期間(この期間中は引き出すことはできません)が変動するという条件がありますが・・・

なので、金利目的で一般財形貯蓄はしない方が良いと言えます。

 

給付金はメリットか?

これは間違いなく『Yes』です。

ただし、条件があります。

上でも書きましたが、給付金の制度はすべての会社が実施しているわけではありません

※ちなみにtoniemonが働いている会社はこの制度ありません。

なので、制度としてあれば『Yes』、なければ『No』ということになります。

 

これから一般財形貯蓄をどのように利用するべきか?

toniemon個人の考えとしては、一般財形貯蓄のメリットは今のところ無いと言っても過言ではありません。

自分で給与から貯蓄分を出すコントロールはできるし、給付金もない状態なので。

無リスクの資産として貯蓄を増やすことは大切ですが、長期的に貯蓄として持っておくのであれば、一般財形貯蓄で資産を確保するより、先ほど少し紹介したSBIネット銀行の『円プレーオフ』で運用した方が良いと思っています。

なので、一般財形貯蓄をやめて、自分で運用していくことを決めました。

社会人になって、あまり資産運用のこともわからず、これまで適当に一般財形貯蓄で貯蓄を少しずつ増やしてきましたが、いろんなことがわかってくると、これが良い!ってあまり思えなくなってきたので。

 

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